NPO法人　まちづくりネット熊取

熊取町は水とみどりに囲まれた農空間の町です。まちの中を迷路のように張り巡らされた水路がソコイラじゅうにあります。農業で米づくりをする農家も少なくなり、今は水路に水が流れていないところが増えてきました。
私の住む紺屋地区には米づくりをする農家はゼロになり、水路には水が流れていません。その昔から受け継がれた水路という遺構はまちの財産であると思います。これを活かしたまちづくりが出来ないかと模索しています。
熊取には大阪観光大学があり、大和ハウス工業㈱と熊取商工会の4社でこれをテーマにして、話し合い、まちづくりに活かして、駅前からせめて煉瓦館までの水路伝いに町を散策できれば良いと提案し、議論の輪を大きくして具体的な取り組みを始めようとしています。写真は大久保地区内を流れる水路の写真です。水辺の小さなビオトープをお家の玄関先に、道行く人たちに愉しんでもらえるようにしたいと考えています。