2010年08月16日
人間の存在を支える微生物の働き
<画像:カワニナの放流s001.jpg
この世から微生物がすべていなくなったら、どんな世界になるであろうか?
この世は植物や動物の死骸や排泄物が蓄積した状態になり、人はもちろん生物はすべて消滅するのです。この地球が35億年前から生物が生き続けられたのは、微生物の絶えまない循環が行われたからであります。
河川の自浄作用は、微生物から始まる食物連鎖などを通じて、有機物を二酸化炭素CO₂などに無機化して、水から除去することで浄化される。言い換えれば、生活排水や工業排水に含まれる有機物は、栄養となって細菌→原生動物→水棲昆虫→魚類という食物連鎖となって、有機物の大部分はCO₂になり、一部は魚などになります。ですから水に有機物が多いと、水中の酸素を消費して水を嫌気にしてしまいます。嫌気になると魚は死滅して、不快な臭いを出し、水としての価値を著しく損ねます。
そこで、かき殻を水中に沈め、水を浄化するための微生物のすみか(棲家)を提供して、微生物の働きで有機物を無機化して、水から除去できるのではないかと期待して社会実験を行うものです。
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この世から微生物がすべていなくなったら、どんな世界になるであろうか?
この世は植物や動物の死骸や排泄物が蓄積した状態になり、人はもちろん生物はすべて消滅するのです。この地球が35億年前から生物が生き続けられたのは、微生物の絶えまない循環が行われたからであります。
河川の自浄作用は、微生物から始まる食物連鎖などを通じて、有機物を二酸化炭素CO₂などに無機化して、水から除去することで浄化される。言い換えれば、生活排水や工業排水に含まれる有機物は、栄養となって細菌→原生動物→水棲昆虫→魚類という食物連鎖となって、有機物の大部分はCO₂になり、一部は魚などになります。ですから水に有機物が多いと、水中の酸素を消費して水を嫌気にしてしまいます。嫌気になると魚は死滅して、不快な臭いを出し、水としての価値を著しく損ねます。
そこで、かき殻を水中に沈め、水を浄化するための微生物のすみか(棲家)を提供して、微生物の働きで有機物を無機化して、水から除去できるのではないかと期待して社会実験を行うものです。
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Posted by NPO法人まちづくりネット熊取 at 14:22│Comments(0)